2005年10月26日

やりました、完走しましたっ!13時間40分18秒。

やっと復活しましたっ!ご連絡が遅くなってすみません。
昨日まで右足首が腫上がって、それでまた太ももに力が入らないので寝てました。帰りのフェリーの中では立ち上がる時に、隣の人の背中を借りる始末。車の運転は左手で右足を持ち上げて、アクセルとブレーキを踏み分けてました。(あぶな!)


051023_1.jpgところで早速結果ですが…
やりました、完走しましたっ!13時間40分18秒。
うれしいです。感動です。うるうるです。
応援してくださった方々本当にありがとうございました。

率直な感想は…『いたたのしい』。痛かったの半分、楽しかったの半分。

痛かったのはアキレス腱の腱鞘炎。20kmあたりで再発して一時はダメかと変な汗が出て来てきましたが、なんとか完走まで耐えられました。

楽しかったのは、走りながらいろんなランナーの方々と知りあえて、楽しくお話ができたこと。ウルトラマラソンの雰囲気や景色を楽しめたこと、などなど。特にchamaさんご家族にお会い出来ていろいろとお話ができてうれしかった。それとDVDで知り合いになれたコウヅキさんにもお会い出来ました。

でも、たぶん痛いのはだんだんと忘れるので、楽しかったことが残っていくでしょう。


走行履歴です。
とにかく最大のテーマはアキレス腱。アキレス腱が爆発したら一巻の終わりです。祈る思いで走りました。

0〜20km 雨降る夜明け前、快調なスタート
とにかく右アキレス腱に神経を集中させて、負担をかけないよう丁寧に走ることに。以前Ogamanさんにコメントで頂いたように怪我の休養で疲れがとれているのか、不思議なぐらい問題なくスムースに走れました。

21〜30km あれれ…アキレス腱がおかしい。稲妻走る。
少しずつアキレス腱に違和感が…「あれあれ、やばいぞ、こんなところでリタイアなんて許されないぞ」と思ってるうちに、25kmあたりでアキレス腱に稲妻が走る「バキバキっ、ズキズキっ」。特に登り坂では立ち止まってしまう程に痛い〜。もうこうなったら最後の手段です。病院でもらった痛み止めを飲ませてもらいました(こんな展開になるかと、一応前日に事務局の方に痛み止めのことを聞いたら、非公認の大会なので構わないとのこと)。その後、痛みが和らぎなんとか走れるように。

31〜50km 欽ちゃん走り走法
とにかくこの31〜40kmあたりが前半のピークです。標高300mあたりまで登るのですが、痛み止めを飲んだとしても右足首が痛い。そこでいっそのことフォームを変えてみようと、いろいろと試みて落ち着いたのが、体を横に向けて、手を大きく振って…そうそう欽ちゃん?ん?そうだ、欽ちゃん走り走法。なかなかリズムをつけると坂を登れたりするんですよ。とにかく50kmまでは行ってくれと祈る気持ちで淡々と走り続けました。

50kmのレストステーション ここまで来れたなんて信じられない!
もうほとんどゴール気分、気持ちが高ぶって、食欲も高ぶって…カレー、隠岐ソバ、おにぎり3つ、味噌汁、バナナって、そんなに食うんかいっ!ってほどに食べました。
それにしても不思議なのが、膝と腰が痛くない。たぶんchamaさんにすすめられたニューヨークが衝撃を吸収してくれたんだと思います。

51〜70km 平坦がきつい
とにかく60kmまでは平坦が続くのでそこまで時間を稼ごうと走るのでですが、坂道よりも足が重く走れない。とにかく平坦がきついのです。ただ歩くのも情けない、恥ずかしい。なんとか頑張って60kmまで。そこからがまたきつい登り坂。後半はみなさん登り坂は歩くようになりました。登り坂を歩きながら、いろいろな人と話しました。おばちゃん、イケメン、ジモッチー。そんな中、白髪の老人が颯爽と登り坂を走り抜いていくのです。すごいっ!

71〜90km 不思議な事に体がなぜか動くのですね
私が精神的に一番きつかったのがこの区間。とにかく坂が延々と続く、勘弁してくれと思いました。痛み止めも切れてきてまたしてもアキレス腱に稲妻が走るのです。そこでもう一錠飲んでまたきんちゃん走り。そこでまたさっきのおばちゃん。

私「関門まで1時間ぐらい余裕があるので、もう大丈夫ですよね?」
おばちゃん「いいや、ゴールぎりぎりじゃないかな」
私「ほんとですか?」
おばちゃん「80kmあたりのタイムをみないとわからんね」

こんなにがんばってタイムアウトはしたくない。とにかく必死に走りました。不思議な事に体がなぜか動くのですね、我ながらびっくり。足はほとんど麻痺状態です。

90〜100km ゴール。すみません言葉になりません…
ゴールの港が見えてきた!10km迂回してゴールを目指します。最後の10kmに備えて自動販売機でコーラを買って飲んでると、おばちゃん、イケメンに追い抜かれました。それにしても、また坂です。嫌らしい傾斜で坂が続くのですが、おばちゃん、イケメン待て〜と走る事に。
真っ暗な中、高台から海を眺めると、漁り火の明かりや舟のあかりが見えるではないですか。
そうしてる間に、二人に追い付くことなく赤い橋を渡りゴールの体育館へ。「おかえりなさいっ」って街の人に応援されるとちょっと込み上げてくるものが…最後は赤い絨毯の上を走りゴールです。
あのゴールした瞬間の充実感、達成感はたぶん忘れられないと思います。日常ではなかなか感じられない瞬間でした。すみません言葉になりません。


タイムです。
20051023.jpg

コースはとにかくきつかったのですが、大会運営の方々のランナーへの心遣いはたいへん心に残るものでした。みなさんありがとうございました。

・スタートの時「ボーーー!」って、汽笛を鳴らしてくれたフェリーの方々
・朝5時に雨の中応援してくださった沿道の方々
・海沿いの真っ暗な道を海上から漁り火(イカ釣り船)の光で道を照らしてくれた漁師さん達
・通り過ぎる車の窓から大声で応援して街の方々
・真っ暗な道を車を止めてライトで道を照らしてくれた方々
・給水所で大声で応援してくれた高校生
・わかりやすい標識やガイドを用意頂いた大会運営の方々

その日の夕食に旅館に宿泊されているランナーの方々とお話しましたが、大会運営については全く問題ない、大満足のようでした。ただ今後の大会の盛り上がりについては賛否両論ありました。一方ではこの難コースでは人気が落ちるのでは無いかという意見。他方は、景色も運営もいい、難コースが反対に人気が出るという意見。私としては、後者であって欲しいと思っていますが、また走るかと聞かれると…今は答えがでてこない。。
年間6回のウルトラを参加されているベテランランナーの方が言われてたのは隠岐島のこのコースは日本の難コースの3本の指に入るとのことでした。

最後に、chamaさんにはたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。奥様も50kmを走られて、一緒にゴールを目指されるなんてすばらしいご夫婦だと思いました。また、そのがんばってる姿を応援するお子さん達。いい子に育たないわけがないです。
なんだかいいご家族だな〜と。あれ、うちも…がんばらなければ。。一応見送りには来たんですけど。。

さて、このブログどうしよう…もう肥満じゃなくて、やや肥満だし(?)、挑戦も終わったし。それと今後のウルトラマラソン…
そうそう、トレーニングで出来上がった毛細血管は2〜3ヵ月で無くなるようなのでまだ時間があります。体力の回復を待ちながら考えることとします。

みなさん、本当にありがとうございました。


ps.そうです。コウヅキさんがブログを立ち上げられたのです。コウヅキはさん50kmで29歳以下で2位を取られました。入賞、ブログ開設おめでとうございますっ!
のほほんラン
http://blog.kansai.com/nohohonrun

この記事へのコメント
やや肥満オヤジさん、完走おめでとうございます!!
良かったですねぇ〜完走記を読むと私までグッときちゃいますよ。充実感達成感はスペシャル級でしょうd(^-^)ネ!
ブログどうしようかな?だなんて、「ランニングバカ集中月間」またやりましょう〜!とおっしゃったじゃないですか♪いつやるのか楽しみにしているんですよ!
ゆっくり体を休ませてあげてくださいね^^
トン子 at 2005年10月26日 22:07
おめでとうございます。
ホントにおめでとうございます。
どうです?今までの練習の苦労も、レース中の足の痛みも、ゴールの時の感動で、全部ふっとんだでしょう。

9月初旬頃だったでしょうか、秋田100km初挑戦を控え、何となくブログをウルトラマラソンで検索していて、偶然このブログを見つけました。
最初は、初心者で肥満のオヤジ(失礼)が、たった3ヶ月でウルトラなんて、出来る訳無いじゃんと思って読んでました。
でも、すぐにいのっちさんの真剣さ、努力に共感し、自分のことのように応援してました。
今こうして完走記を読むことが出来て感激です。

とりあえず、しばらくは自分の身体をいたわってあげてください。
そして、隠岐の島のゴールは、ランナーとしてのスタートライン、ですよね。
次の目標に向けて、また走り出してください。
RASCAL at 2005年10月26日 22:31
おめでとうございます。
そんな難コースでの完走、素晴らしいですね。
今度はぜひ、サロマにもいらしてください。

ブログですが、私もサロマ初完走までの期間限定ブログとしてRoad to SAROMAを始めました。

完走後、このブログはRoad to SAROMANBLUEとしてよみがえりました(笑)
Ogaman at 2005年10月26日 22:53
良いお父さんをしていたchamaです。(本当は,とっても怖い親父でしょう)

完走,おめでとうございます。
お互い,嬉しかったですね。乾杯したときの気分は最高でしたね。

次はどこにします?また一緒に走りましょうね。
このブログもまだまだ続きますよね。



chama at 2005年10月27日 09:29
皆さんコメントありがとうございます。

>トン子さんへ
完走できたのもランニングバカで一緒に走って頂いたお陰です。ありがとうございました。
そうですね、またバカしたいですね。
なんだか今は、プチ・バーニングアウト(脂肪は燃焼してないのに!)でぽカッと穴が空いています。たぶん足が直ったら自然と走りたくなるのかな〜と思ってます。

>RASCALさんへ
RASCALさんのリアルな秋田100km挑戦記を読んですごく勉強になりました。レースですごく助けられました。寒さの事、ペース配分の事等等、その他いろいろとアドバイス、応援を頂いてありがとうございました。
只今次の目標考え中です。基本的に怠け者なのでなにか目印がないと動けない質なもので…

>Ogamanさんへ
サロマ行ってみたいですー。今回の隠岐は地元なので、やはり気持ち的にも安心するところがありましたが、遠征というのがウルトラの醍醐味ですよね。
なるほどです、HPの前身はRoad to SAROMAだったのですね。目標が展開するのはいいですね。隠岐の島もそういったのがあったらいいのにな〜。
いのっち at 2005年10月27日 09:38
chamaさん お疲れさまでしたー。
完走うれしかったですー。まだ次ぎのことに頭が向かってないのですが、そうですよね次ぎどこを走る… みなさんどうやって決められてるんでしょう。
気軽に旅行をするような気持ちで楽しんで走ればいいのですよね。
いのっち at 2005年10月27日 10:03
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隠岐の島ウルトラマラソン ??5 いのっちさん
Excerpt: 書くのが遅くなっています。こんなに遅くなってしまっては誰も読んでくれません。私も記憶がだんだんと消えていってしまいます。なんとか毎日書いて今週中に終わるようにしないといけません。 隠岐に着きまし..
Weblog: I am a UMMLer &T
Tracked: 2005-10-31 17:09
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