2007年10月02日

村岡ダブルフル反省記

大会から2日が経過しました。まだ体、特に左足が痛く、気持ちは凹み、なかなかすっきりしません。また当日の帰宅早々足の痛みを忘れるほどの子供がらみのごたごたがあり凹×2です。

しかし人生凹んでなんぼ!?決めた道を進むのみです。残り3番勝負に向けて心機一転、初心に戻って始めるためにも、ここで大会を振り返り反省記としたいと思います。

当日の天候は雨。スタートからリタイヤまで、霧雨、小雨、本降りになったり小降りになったり、昼近くには雨があがる時もありました。気温は山の上に行くほど寒くなり、たぶん最低は20度以下、エイドの温かいお茶で体を温めようとするほどでした。

振り返ろうと記憶を辿るのですが、なぜかポツポツとしか思い出せないこの7番。思い出す風景や感覚は、冷たい雨、寒い、水が流れる地面、痛い足、急な上り坂、急な下り坂、延々と続く長い坂。そんな厳しい感覚の中にも応援していただいた方々やエイドの方の暖かい声や応援の姿は一方で強く印象に残っています。また棚田一面に穂を垂れる稲穂の黄金色を思い出します。

前日は久しぶりに野営を楽しみ、スタート前にはお湯を沸かして、熱々のコーヒーを飲みながら準備をしました。ビニールのかぶり物を持って来ていなかったので、ウインドブレーカーを着るべきかどうかを最後まで悩んでいました。そんなこんなしてるうちに小降りの雨の中100km285名88km173名が一斉にスタートです。

0-10km 1:02
過去のレース、この区間は夜明前の暗闇の中を体がスーイスーイと自然に動きだし、走っていることも意識しないような不思議な浮遊感を感じていたものでした、が今回は違います。重力を感じます。蹴る毎に体の重ったるさを感じるのです。この感覚は先週の出張時にもありました。新宿駅のホームへの階段を駆け上がった時の息の上がりよう、動悸をうってるじゃないですか、こんなんでウルトラなんて走れるのかなと…。

SN360118.jpg

10-20km (10-15km 35:28)
この区間から5km毎の表示を見落とすことが多くなり、ペースがつかみにくくなりました。前の区間で極力左足甲に負担をかけないよう慎重に走っていましたが、スタートから標高差400mの山を上がるほどに足の甲と裏に違和感を感じ始めます。しかし、なにがなんでも壊れるのが早すぎないかと気持ちが焦ります。それ以後考えることといったら左足のことばかり。考え考えその反復が益々痛みを感じさせます。また徐々に左足をかばうようなフォームになり、ペースも徐々にダウン気味に。

20-30km
今度は10kmの間に300mを下ります。坂道で左足の甲に全体重が集中し、徐々に悲鳴を上げてきます。ここのあたりから自分がどのペースで、どこの距離を走っているのかが曖昧になってきました。

SN360119.jpg

30-40km
この区間の前半でたぶんエネルギーチェンジ。筋グリコーゲンが枯渇し太ももが痛くなり、脂肪エネルギーにチェンジです(勝手な想像)。

あまり左足を気にしすぎるのもよくない、少し気分転換してリズムを整えようと今回初持参のiPodを取り出し、System7の3曲を大音量でかけました。Bassrock/Alpha Wave/Interstate
大音量とテンションアップのせいか?不思議なことに足の痛みも治まり?、曲のリズムに合わせてペースを戻していきました。また調子も増して他の方が歩いている上り坂をガシガシ走り上っていきました。すごいぞ、エンドルフィンかなにかが出て、鎮痛してるのか!?それとも気のせいか?

しかし今に思うと、これが崩壊のきっかけです。3曲終了あたりで体中のパワーがダウン、徐々に痛みが戻ってきました。それもいままで以上の痛みがやってきました。他の曲でも体が動きません。これはランニングバカ直後の倦怠感に似ています。

40-50km
なんとかごまかしごまかしここまで来ましたが、いよいよこのレースの一番の難所であります標高差800mの山登りです。過去6番で約10kmのうちに標高差800mを上ったことはありません。レース前はこの山をゆっくりでもいいから走り上りたいと考えていましたが、実際にはじめると数mでギブアップ。すごい、とにかくすごく長い上り坂、何度も走りを試みましたが軋むようなような痛みですぐにあきらめ歩きます。そうするうちにどんどん時間が経過。

SN360120.jpg

正直に申しますと関門を全く意識していませんでした。52kmに第2関門があることを直前に知り、その制限時間が12:00。到着したのが11:45。なんと余裕が15分しかないっ!びっくりしました。そこで実感したのです、もしかしてやばいかも、と。

50-60km
既に自己記録更新は30kmあたりであきらめていましたが、完走が危うくなりました。次の関門が73km地点で15:00。しかし20kmを3時間で走ればいいのだと考えると無理な話でもないような気がしていました。しかし、その後約14kmで500mを下る坂。延々と続く坂で左足が崩壊し、フォローする各部位にも影響が、左膝、右足首、ふくらはぎ等々。それに加え、降りしきる雨と寒さ。足が動かなくなってきました。無理をすると体中から悲鳴が聞こえるようでした。

SN360121.jpg

60-70km
とにかく30kmあたりから抜かれるばかり、上りも下りもほとんどが歩きになり、前後に全く人影が見当たりません。まさに手詰まり状態です。足詰まりというか…。
しかしなんども走りを試みました。ランニングバカ降臨も期待しました。が、時間はむなしく経過します。ついに関門まで残り5kmで14:40。20分で5kmは健全でも無理です…。
しかし無理ではありますが制限時間まではベストを尽くそうと走っては歩きを続けます。そして15:00。70km地点でタイムアップです。

○| ̄|_ くやしい。

SN360114.jpgその後、ミニバンで関門まで運ばれ、そこで大きなバスに乗り換えてゴールに向いました。バスの中ではどこで失敗した、あそこがたいへんだったと、レース談義をしますが、なんとなく花は咲いてなかったような。みなさん疲れていましたし…。

ゴール地点に行くと、次々とランナーが入ってきます。その引き締まった肉体で力強く堂々とゴールしてゆく姿を見ると、なにか自分が惨めでダメで肥満で情けなくなってきます。

きっとみなさんお仕事の時間の合間に自分に厳しく鍛錬されていることでしょう。条件は同じはず。いつか必ずリベンジします。

村岡のみなさん、ブログで応援いただいたみなさん、ありがとうございました。

残り3番勝負に向けて初心に戻ってやり直します。


70-100km リベンジのために
SN360122.jpg
この記事へのコメント
雨の中、お疲れ様でした。
足を大事にして下さいね。
人生、凹む事多いですが、がんばっていきましょい!
マリリン・マラソン at 2007年10月02日 10:44
マリリンさん こんにちは
ありがとうございます。最近は皿回しのような日々です。あっちの皿がぐらぐら、こっちがぐらぐら。そんな年頃!?かなと。次回がんばりますよー!
いのっち at 2007年10月03日 09:17
 残念でした、今回は天候が悪すぎて村岡を半分程度しか楽しんでいただけませんでした、でもスタッフは第11回に向けてスタートしました、来年のお帰りをお待ちしてますよ。
EMTスタッフ at 2007年10月04日 21:35
EMTスタッフさん こんばんは
わざわざブログにお越しいただきありがとうございます。
もっとエイドのそうめん流しのこととか1000mの頂上あたりの一人一人へのメッセージが書かれた一個一個の看板のこととか、ダブルフルの魅力を書きたかったのですが、凹んだ反省記となってしまいました。しかし残念で苦しいながらも、楽しませていただきました。今年は過酷なコースに振るい落とされましたが、実力をつけて来年かいつかまた挑戦します。
またよろしくお願いします。
いのっち at 2007年10月04日 23:27
お久しぶりです。
遅くなりましたがコメントさせていただきます。
まずはお疲れ様でした&残念でした。

村岡ダブルフルは私も出たいなーって思っているレースです。
来年の参加、検討中です。

私はウルトラといっても奥武蔵(75km)が5回、100kmは2回しか走ってないので、えらそうなことは言えませんが、あえて「走歴が長い」ということで言わせてもらえば、「準備不足」だったんではないかなと思います。
前回あたりから、「100kmという大変なことにチャレンジする。」という緊張感が、慣れから薄れ始めていたのではないでしょうか。
100kmを走るのは、大変なことです。
コースもいろいろ特徴があります。
村岡は、私が知っている限りの情報では、普通の100kmではない、山のレースだ位に考えた方がいい。
十分に練習を積んだ上に、さらにレース対策、今回は長いアップダウン対策もあわせてやっておかなければ、この厳しいコースは克服出来なかったのではないでしょうか。
ご自信がおっしゃっている通り、初心に返って、残り3番、100kmの楽しさ、厳しさをエンジョイしてください。
RASCAL at 2007年10月06日 11:30
RASCALさん こんにちは
ごもっともなご指摘ありがとうございます。確かにそうです、慣れから緊張感が薄れる=レースを甘くみる。そうです、なんとかなるだろうと甘く見ていました。どんなレースもがむしゃらに無我夢中で走るべきランニングバカとしてはあってはならないことです。
そして村岡のコースにはびっくりしました。VかAばかり、平坦がない。たまに行う日常の練習は平坦ばかりでしたので、練習の仕方からして今に思えばよく考えていなかったと反省するばかりです。
いつか番外編としてリベンジします。
3番勝負の目標も決めました。練習再開しますのでまたブログに遊びに来てください。
いのっち at 2007年10月08日 02:32
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